おひとり様の日常

【死にゆく父~終末期における信仰】

ようこそ!かおりんです。

私の両親は、あまり信仰心というものが無い方々。

他方、私は、どちらかというと、ゴリゴリに信仰するタイプ。

それでも、色々とお陰をいただいていることは、

両親もジワジワと実感しており、

信じざるをえないのではないのかな?と思います。

父が余命半年の宣告を受けた後

両親も、今までよりは

信仰に前向きになりました。

やはり、命がかかってくると

人間は変わるものです。

そんな父の容態も、一進一退…

当初の医師の余命宣告の期間も超えましたし、

ひとまず、免疫療法も順調に進んでいるようです。

とはいえ、ほぼ固形物を食していないことは確か。

どんどんやせ細っていってます。

先日も、全く、水が通らない日が2日連続…。

これは、マズイ!!

と思い、父の患部に数珠をあてて、私がお経をあげてみました。

効果あるかな?ちょっと不安…。

というのも、

こういうのって、信じていないと効かない可能性も高いので…。。。

お経をあげた後、少し顔色も良くなり、

水やお茶が飲めるようになりました。

母も「凄い!!」と驚いていました。

こういうのって、本人が信じていないと効果が半減したりするのですが…

そして、お経をあげること自体、拒否するかな?とも思ったのですが…

藁をもすがる

とは、このことなのかもしれません。

私のお経にすがったのでしょうか?

有り難いことに効きました。

父としても、どんどん自由が利かなくなっていくし、

イライラするんだと思います。

母には、傍若無人な態度になっていっています。

どうなんかな~と思う日々が続いていますが、

静かに見守っていきたいと思います。